法人概要
ご挨拶
ご挨拶
私たちは、昭和47年9月1日、知的障害者を持つ父兄や有志の方々による横須賀障害福祉協会からスタートし、昭和53年には厚生省より社会福祉法人清光会の認可を受け、知的障害者授産施設・清光園を通して福祉活動を展開してまいりました。
一つひとつの積み重ねの中で地域との交流を広げ、皆様のご理解・ご協力のもと、多くの利用者を世に送り出してまいりましたが、中には社会復帰が困難な利用者もおり、昨今の高齢化社会の急進も考慮した新しい更生施設の創設が求められるようになりました。こうした経緯から父兄やボランティアの方々や関係者の皆さんのご助力のもと、平成7年4月より『知的障害者更生施設・清光ホーム』がスタートすることと相なりました。
幸いにして、当地は横須賀の豊かで美しい自然環境に恵まれている上、これまで築いてきた地域との密接な交流関係もございます。さらに、既存施設と併せた様々な活動も秘めております。
昨今、技術が著しく発達し、AI(人工知能)に多くの仕事が取って代わられると言われるこれからの社会。先の読めない難しさに出くわすことがあるかも知れません。障害者福祉においてもどのような時代に向かうのか不透明な時代が予測されます。その中で真価が問われるのは確固たる「福祉の心」「思いやりの心」とそれに基づく応用です。これからの福祉思想教育をさらに進め直面する問題の全体を見渡し判断する力を磨いてまいります。
平成7年3月、初代理事長として清光会を創設・育成に努めました山田冨吉氏が、当施設の開設を切望されながら他界されましたことは誠に残念なことではありますが、故人の遺志を引き継ぎ、清らかな光あふれる社会づくりに今後も力を尽くして参りたいと存じます。当施設を21世紀の福祉を担う一拠点として、さらに大きく、暖かな福祉の輪を広げていきたいと願っております。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
社会福祉法人 清光会
理事長 山田 泰之
法人概要
沿革
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昭和47年〜53年(前身)
・横須賀障害者福祉協会が清光園を設立するための準備として作業所をはじめた。
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昭和53年
・3月 社会福祉法人清光会認可、初代理事長に山田冨吉氏就任
・5月 援護施設基準適合認定、知的障害者授産施設清光園開設(定員30名)
・10月 清光園 父母の会結成
・11月 第1回きのこ祭りとバザーを開催
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昭和55年
・3月 第21回横須賀市農水産物品評会にシメジ茸を出品し、入選する。
・8月 第1回チャリティショーを横須賀市文化会館にて 開催映画とマジックショー
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昭和56年
・1月 清光会後援会結成される
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昭和58年
・4月 清掃工事棟の新築と本館の再建が完了、清光園定員30名を40名に増員し新事業洗濯科の作業を開始する。
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昭和59年
・6月 理事会にて隣接土地購入を決定
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昭和60年
・2月 森脇文庫より土地買収(高齢知的障害者更生施設用地)
・4月 園長職に井上氏に替って安島氏が就任
・5月 園始めて利用者一泊旅行(塩山市ひいらぎ荘)
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昭和61年
・8月 第1回清光園納涼フェスティバルを園庭にて開催、地域との交流始まる。
・12月 清光園 第1回年忘れパーティーを開催
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昭和63年
・3月 武山地区社会福祉協議会主催障害者との 集いに参加(陸上自衛隊武山駐屯基地)
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平成1年
・3月 創立10周年記念式典(平安閣)
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平成5年
・3月 知的障害者更生施設清光ホ-ム建設開始
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平成6年
・8月 清光ホ-ム建設準備室開設
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平成7年
・3月 清光ホ-ム完成落成式
・4月 清光ホ-ム開所(入所50名 通所13名 短期入所4名)、初代施設長に櫻井一雄氏就任
・5月 2代目理事長に山田千秋氏就任
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平成8年
・4月 清光園 3代目施設長に遠藤元則氏就任、清光ホーム 2代目施設長に安島惣太郎氏就任
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平成12年
・6月 清光ホ-ム 3代目施設長に山田千秋氏就任
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平成15年
・11月 GH・CH ほほえみ開所
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平成16年
・11月 GH ひだまり GH・CH えくぼ 2ヶ所同時期に開所
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平成18年
・10月 清光ホーム 日中一時支援事業開始
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平成20年
・10月 清光園 4代目施設長に中島開城氏就任、清光会 相談支援事業所 開所
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平成23年
・4月 sweet bakery 清光 通称:元気パン オープン(横須賀共済病院内)
・5月 清光園日中一時支援事業所 希望のひかり 開所
・11月 清光園 障害者自立支援法に基づき、就労継続支援B型事業所へ移行
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平成24年
・4月 清光ホーム 障害者自立支援法に基づき、施設入所支援・生活介護事業所へ移行
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平成25年
・2月 希望のひかり 児童福祉法に基づき、放課後等デイサービスへ移行
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平成26年
・1月 清光園定員を40名から50名に変更
・4月 清光園 5代目施設長に松田美由紀氏が就任、清光ホーム 4代目施設長に勝間田晃一氏が就任
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平成27年
・5月 清光園 敷地内に新館竣工 パン工房 元気パンconeru 単独型短期入所事業所 Peace Color 開所
・12月 3代目理事長に山田泰之氏就任
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平成28年
・1月 グループホームかがやき開所
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平成29年
・10月 元気パンconeru グランドオープン、単独型短期入所施設PeaceColorオープン
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平成30年
・11月 清光園 生活介護事業所「CoSu-MoSu清光園」開設
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令和3年
・2月 グループホーム えくぼ 移転
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令和4年
・3月 DREAM GATEオープン
・4月 清光園6代目施設長に栁田直哉氏が就任、清光ホーム5代目施設長に梶山卓也氏が就任
情報公開
事業内容
就労継続支援B型事業所
主に知的障害者であって、一般企業に雇用される事が困難な人達を通所させ、必要な支援を行うと共に、授産作業を通じて就労意欲の向上の育成を図っています。
作業内容は、パン工房科(元気パン)と洗濯科です。パン工房科では現在、清光園敷地内元気パンconeruと横須賀共済病院内の店舗を主とし、障害を持った方とともにパン屋さんを運営しております。洗濯科では、近隣の知的障害者入所施設の利用者の洗濯物を収集し、洗濯・乾燥・たたみを行い各施設に運搬搬入しています。
利用者本人の努力もあり、一般企業へ就職をし、一社会人として新たなスタートを切っている方が、何名もおります。
これからも、彼ら彼女らが離職する事のない様、サポートして参りたいと思います。
障害者支援施設・生活介護事業
地域生活の困難な知的障害者に対し、食事・入浴・排泄等の日常生活に関する基本的な支援を行うと共に、日中活動の提供、余暇活動の提供等のサービスを行います。
現在、入居可能年齢を40歳以上とし、入居者の平均年齢も60歳を超えている当施設は、県内の障害者支援施設の中でも、高齢知的障害者の入居施設となっております。
地域生活支援事業
障害者自立支援法により法定化された事業であり、その目的として、障害者及び障害児がその能力に応じ、自立した社会生活を営む事が出来るよう、地域の特性や利用者の状況の応じた柔軟な事業を効率的・効果的に実施し、障害者及び障害児の福祉の増進を図り、障害の有無にかかわらず国民が相互に個性と人格を尊重し安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指すものです。
共同生活援助事業(グループホーム)
障害程度区分2以上の障害者が、地域社会の中で、食事・入浴・排泄等の介護を受けながら、共同生活を営むものです。平日の日中は、それぞれ施設へ通所したり、一般就労したりしています。
当法人内には、3つのグループホーム(ほほえみ・ひだまり・えくぼ)がございます。
相談支援事業
平成20年10月、神奈川県の指定を受け、障害者支援施設 清光ホーム(046-858-1940)内で事業を開始いたしました。地域生活を送られている障害をお持ちのご本人・ご家族からのご相談や各種関係機関からのご相談に対応しております。ご相談に係る費用は特にございませんので、お気軽にご相談ください。